トリガーブックス

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「神学の基礎知識は、必要不可欠」

「神学の基礎知識は、必要不可欠」



初めに明らかにしておくと、
筆者はキリスト教徒ではないし、キリスト教関連の宗教に属しているワケでもない。


大学は英米文学科を出ているため、キリスト教の基礎知識は、その際に少し勉強したつもりだったが、それでも足りなく、
西洋の文学の誤読につながった、
あるいは深読みにつながらなかったのではないかと、
今では反省している。


それくらい、特に西洋文学を学ぶ上では、キリスト教(以下、学問的に、「神学」と表現する)
の基礎知識が必要不可欠である。


西洋文学は、もちろん作者とモノにもよるが、
あらゆる面で、神学の仮面を被っている。


聖書からの引用なども多く、神学の基礎知識が無ければ、簡単にはその真意は理解することは難しい。



筆者は、神学には、
解釈の難しい、もしくは理解することは難しい点も多く存在するとは思っているが、
それがイエスではないにしても、「神」の存在は否定はしないし、
何より、信仰は自由だと思っている。



しかし、本ブログにたどり着くほど、勉強熱心なあなたには、
真の教養人になって頂きたいし、
真のグローバルエリートを目指して頂きたい。



その際、神学の基礎知識は必ず役に立つし、あなたと接したグローバルエリートも、一目置くであろう。



最後に、ひとつだけアドバイスを。


特に西洋では、
「自分は無神論者」
などと安易に発言してはならない。


それは、あなたの知的レベルがはっきりするだけでなく、キリスト教が根付いている文化に放火をする行為である。


特に何も信じていなければ、
「特定の宗教は信じてはいませんが、神の存在は信じています」
ぐらいに答えておくのがちょうどよい。



NoriHaru