「やっぱり『読み』の能力」
『やっぱり『読み』の能力』
筆者は、法律関係の試験に挑戦していた時期がある。
他に、TOEICも英検も、簿記も持っている。
自分自身で各種の試験を受けてきたし、現在も学習塾で中学国語を教えているのでよくわかるが、
基本的に、すべての試験は、「読み」が中心になると考えて間違いない。
司法試験はその最たるものだし、簿記や会計系の試験に至っても、
日本語を正しく読み取る能力が試されると言っても、過言ではない。
ではどうすれば、読解能力が身につくか。
それはやはり、読書習慣をきちんと身につけることに限る。
内容はなんでもいいから、とにかく、文章に触れることだ。
どうしても活字アレルギーがあるなら、マンガからとっかかったっていい。
基本的には、論説系の文章と、小説など、文学的文章をバランスよく読むと、読解能力がグングンあがってくる。
もうちょっと進化させると、こうして筆者のように、毎日ブログを綴ることも苦ではなくなる。
時代はどんどん、デジタル化してきている。
紙の本や、紙の新聞など、時代おくれ、という意見もあるだろうが、筆者はその意見には値しない。
2045年、シンギュラリティの時代の到来により、AIに人間が淘汰されるとの予測もあるが、
紙の本に至っては、なくならないで欲しいというのが、筆者の切なる願いである。
先述した、論説や小説の他に、古典文学もまた素晴らしい。
枕草子や清少納言の感性に触れると、
人類普遍の真理のようなものにまで触れることができる。
すべての基礎学力の根底にあるのは、やはり、
「読む力」だ。
NoriHaru