「あってはならない」
将来有望なレスラーが、逝去された。
誹謗中傷、罵詈雑言がひどかったという。
こんなこと、あってはならない。
プロレスというのは、人に夢を与えられる仕事だと思うし、
それが悪役であろうと、あの厳しい舞台で活躍できるのは、間違いなく、スーパースターだ。
知らない人には、夢を壊すようかもしれないが、
プロレスというのは、すべて台本通りに進められ、もちろん、勝敗もあらかじめ決まっている。
プロレスのルールで真剣勝負をしたら、本当の殺し合いになってしまう。
特に、アメリカの主要団体のファンの間では、そんなことは周知の事実で、
でも、だからこそ、エンターテイメントとして、安心して観ていられるのだ。
自分の体を張って、ファンに夢を与え続けていたレスラーに、誹謗中傷を浴びせていた連中の罪は重い。
言葉はやはり、癒しにも励ましにも、そして、凶器にもなる。
筆者とて、こうして公開でブログを綴ったり、音楽活動もやっていたから、中傷を浴びたことももちろんある。
それでも、ネットの誹謗中傷は、たちが悪すぎる。
見ていて、気分が悪くなるものも多い。
人に放つ言葉というのは、取り返しのつかない事態を引き起こすことを、連中はよく理解した方がよい。
ご冥福をお祈り致します。
NoriHaru