トリガーブックス

本から得た気づきを、人生のトリガーに、がモットーの雑記ブログ

「お金を使うことすべてを、投資活動と捉える」

「お金を払うことすべてを、投資活動と捉える」



筆者は、人に比べたら、よくお金を使う方だ。


しかし、経験や知識を、人よりお金で買ってきたと思っている。


例えば、生涯で購入してきた、1300冊の本は、ほとんどすべて、新品のものを自腹で買ってきた。


しかし私は、本を一度も、高いと思ったことはない。


割とケチ性だから、買った以上は、元を取らねば、と、1300冊ほとんどを読んできた。


本に書いてある、他人の「経験」や「考え」を、1冊1500円程度のお金を払うことで、「拝借して」きたのだ。


加えて、読書で、「人生の追体験」もできるので、1冊1500円は、あまりに安い。



移動に関しても、電車で少し遠出する時でも、私はグリーン車を使うことが多い。


「快適」もお金で買えるが、何より、学ぶことが多い。


普通列車より街並みがよく見えるから、
その風景に根差している産業もよくわかるし、住宅事情もよく観察できる。


車内販売員の接客はすばらしいし、サービスの勉強にもなるし、気分もいい。


周囲を見れば、寝て体力を回復させている人も居れば、スマホやPCを操作している人も多い。


いずれも、みな自分のスペースを確保するのに、お金を払っている。


普通列車では味わえない体験と時間が、グリーン車では買える。



洋服をとってみても、服選びさえも、「投資活動」と捉えた方が良い。


人は見た目が9割
という著書はよく売れたようだが、これはおそらく、真実を突いている。


最近では、ファストファッションがよく売れているようだし、筆者の近所のお店でも、大変混雑しているのを見かける。


相手に好印象を与えたければ、ファストファッションの多用は避けた方が望ましい。


部屋着などに使うなら問題は無いのだが、人と会う時には、
男性ならば、ジーンズではなくパンツにして、せめてジャケットは着用して、きちんと感を出したい。


それが相手への敬意であり、服装でそれを伝えることができる。



総じて、この世で、お金を使うことは、すべて、「投資活動」なのだ。


ただし、タバコ、酒、ギャンブル性の出費は、この限りではない。


筆者はこれらを、ただの「浪費」と見ている。


これらのいずれも、生産性がほとんどなく、一時限りの快楽やストレス発散にしかならない。


だからといってまた、過度な節約も、考えものである。


テレビの特集などでよく、家計や将来の為に、涙ぐましい節約をしている主婦などが出てくるが、
うーん、少し違うな、と思ってしまう。


そんなに節約を迫られるぐらいなら、スキマ時間などを使って、さらに稼ぐ方法は、いくらでもある。


今はどんどん、在宅ワークが主流になってきているし、なんなら筆者のように、こうしてスマホ1台で稼ぐこともできる。


貯金というのは、ある程度したら、あとは自己投資に回せばよいのであって、
貯金が趣味になると、もうキリがない。


いくら通帳の残高を増やしても、確実に安心できる額など存在しないし、
貯金を失う心配に、常日頃、おびやかされる羽目になる。



翻って、あなたはどうだろうか。


酒、タバコ、ギャンブルに溺れたり、
過度な節約に陥ったりはしていないだろうか。


前者は確実な「死に金」であり、後者は、堅実に見えるが、大きくお金を増やすことはできない。


自己投資は、必ず実を結ぶ。


明日からは、自己投資に身を投じてみてはいかがだろうか。



NoriHaru