トリガーブックス

本から得た気づきを、人生のトリガーに、がモットーの雑記ブログ

『雑食性の知識』




『雑食性の知識』


私は、何かに特化した知識をつけるのが苦手なのだが、知識欲は強い方で、いわゆる、
『雑食性の知識』
をつけるのが好きだ。



かつて大学時代の担当教授に、
『集中して一つの物事にとりかからないとダメだ』
と忠告されていたが、
どうにも自分は、一つのことに集中し続ける性分ではない。


担当教授には、
『気移りするから、卒業論文の構成も、論理が崩れやすくなるんだ。』
と指摘されていたが、今現在に至っても、私はその弱点を克服できていない。


その証拠に、今までのブログの記事を振り返っても、ジャンルがとても多岐にわたっている。


むろん、特化ブログを作れるほど、何か特別、夢中になっていることも無いので、月刊オーライなのかもしれないが。


きっと、大学の教授というのは、一つのことを突き詰めていく職業だから、私のような『雑食性』の人間が目についたのかもしれない。


でも、それでもいいと思うのだ。


知識欲に乏しいのは、ちょっと問題だが、いろいろなことを知ろう、いろいろなことを突き詰めていこう、といった姿勢で、知識を雑食していけば、必ずや自分のものとなる。


そして、雑食した知識も、必ずどこかで有機的につながっていて、一つの大きな知識として役に立つ時も来る。


知識の吸収にいたっては、特化する、雑食する、の論議は不要なのかもしれない。