「功利主義と利己主義」
「功利主義と利己主義」
筆者は、間違いなく「功利主義者」である。
本は際限無く買うが、功利主義者なので、元を取ろうと必死になって、がっついて読んでいる。
もちろんその、
「がっついて読んでいる」
姿勢が、今の執筆に生かされているのであり、世界に本があっての、私なのである。
「トリガーブックス」は、筆者が読書指南をしながら、あなたにわかりやすく、かつ私の熱い思いが届いて欲しいと願い、一般的な書評ブログになることは避けた。
生涯、1300冊の本を読んできて、私がそれなりに得たものを昇華させているのであって、それがあなたの役に少しでも立てれば幸いなのであり、
基本的に、金儲けを企んだブログとは違う。
というのも、筆者も、ビジネスパーソンの経験上、また、自身の読書量からも、
「利己主義」
に陥ると、なんであれ、栄枯盛衰を極めることを学んでいる。
詐欺師や詐欺集団が、その典型的な例で、
彼ら彼女らは、実によく本で勉強している。
巧みな心理操作術や、会話術、交渉術、法律の抜け道をよく学んだ上で、詐欺にのぞむのだ。
下準備が素晴らしいので、一時的に、大儲けにつながることもある。
しかし、利己主義に走っていると、必ず自滅の道を歩む。
昔の日本の美徳とも言えるフレーズ、
「お天道様が見ている…」
が、筆者は大好きである。
どんな行いであれ、蒔いた種に応じて穂が実るもので、良き実を得たければ、普段から良い行いを心掛けるべきだ。
今はさすがにいなくなったが、以前の筆者の周りには、
「ラクして金持ちになりたい」、
とぼやく人物が複数いた。
道は簡単で、詐欺か詐欺まがいの行為に手を染めれば、その望みは叶いやすい。
しかし、
「お天道様は見ている」。
これは、功利主義者である筆者への戒めでもあり、「結局の真実」なのだ。
誰しも、利己主義に走りそうな時はある。
何かの分野で、独立して軌道に乗ってきた時などは、要注意だ。
利己主義は必ず、栄枯盛衰を極める。
長期的な成功を目指すなら、素晴らしい日本の格言、
「お天道様が見ている」
精神を忘れないことだ。
NoriHaru