「やりたいことは、『今』やる」
「やりたいことは、『今』やる」
自分が比較的、そうしてきたから、人にも言えることだが、基本的に、
やりたいと思うことは、「今」やった方が良い。
まず、人生の時間は、有限である。
人間、1人の例外もなく、毎日、死に向かっている。
また、やりたいことを先延ばししていると、環境が変わったり、健康面の問題などで、結局、望んだことが実現できないことも多い。
例えばあなたが、インターネットビジネスを立ちあげたいとする。
「最初にある程度の資金も必要だし、あれもこれも勉強してからじゃないと…」
とマジメに考える人が、大多数ではないだろうか。
ところがここに、落とし穴がある。
こう考えていると、いつまでも実現できない可能性が高い。
まとまった資金は確かに必要だが、転んだ時の保険の為に、資金がたまってから、という考えでは、結局のところ、いくらまでたまったら発進できるのかもわからない。
「初めに300万円貯める!」
と考える人もいるかもしれないが、300万円など、けっこうな大金であり、
機会損失を考えると、資金を貯めている間に、さっさと独立してしまって、大きく稼いでしまった方が良かったりもする。
開業資金がないのなら、今の時代、クラウドファンディングなどで資金を募る方法があるし、
銀行から先行的に借りてしまう手もある。
林修先生の、
「今でしょ!」
というフレーズが、以前、人気を博したが、
こうしたフレーズが人気を博するということは、
裏を返せば、
「今ですら、できない」
人が多すぎるから、自分の背中を後押ししてくれているような気がして、みんなが共感したのではないだろうか。
また、「いろいろと勉強してから…」
という姿勢ももちろん、大事なのだが、貯金と同じく、勉強にもキリがない。
ここまで勉強して始めれば、起業は安全、というラインも存在しない。
結局のところ、
「見切り発車して、あとは学び続ける」
くらいの姿勢が、逆に一番、大切なのだ。
やってみないとわからないことはたくさんあるし、
やってみた者にしか見えない景色もたくさん存在する。
とりあえずやってみて、失敗してしまったら、それはそれで勉強になる。
肝心なのは、1歩踏み出すスピードであり、
このスピードは、早ければ早いほど、良い。
何をするにも、
「時は今」
なのだ。
さぁ、走り始めよう。
NoriHaru