「やはり、学問は積み重ね」
「やはり、学問は積み重ね」
筆者は、個別指導学習塾の講師と、社会人家庭教師もしている。
今まで数年に渡り、生徒たちを教えてきて、切に思うのは、
やはりすべての学問は、有機的につながっているということだ。
現代文(国語)を得意にするには、やはり論理的思考を研ぎ澄ます必要がある。
同じ日本語だが、感覚的に答えるのではなく、
「なぜそうなるのか」
と追求していくことが大事で、
この、
「ナゼナゼ問答」
なしに、学力の向上はあり得ない。
理科、社会は暗記科目、とよく言われるが、
歴史の勉強には、地理の知識が必要だし、
化学変化と植物のつくりだって、簡単に切り離せるものではない。
要は、すべての勉強は、最終的には有機的につながっているのだから、
意味の無い勉強など存在しない。
今やっている勉強に飽きてきたら、
「この勉強は、一体、何とつながっているのだろう?」
と考えてみることだ。
例えば、筆者は数年に渡り、ある法律関係の資格を勉強していたが、最終的には、取得には至らなかった。
ただ、その知識は、今、メインでやっている仕事に活きているし、会計の知識などにも応用が効いている。
数年間、頑張って得た知識は、決して腐ることなく、今も活躍してくれている。
12年前に、TOEIC810を取得したが、その努力は今も色褪せることなく、
生徒たちの指導に役立っている。
もう一度、強調するが、
今やっている勉強に、意味や意義を見いだせないのなら、
「これから、この知識は、何の役に立っていくのだろう」
と、前向きに考えてみることだ。
そうすることで、勉強の三日坊主を防ぎやすい。
どんな勉強にも、意味があって、どんな勉強も、最終的には有機的につながっているのだ。
今日からでも、その心がけならできる。
NoriHaru