「よく味わって読む」
「よく味わって読む」
筆者も一時期、「速読本」の類いにハマったことがあり、いろいろな速読法を模索してみた時期がある。
いろいろな速読法が書かれていて、複数試してみたが、どれも確かに、速読が身に付けられたのかもしれない。
しかし私は、本は一概に早く読めば良いというワケではないことを途中で思い知り、
速く読むことにとらわれていた考えが変わった。
本にはどうしても、速読に向かないジャンルが存在するのだ。
例えば、古典や小説や、哲学書の類いである。
これらは、速く読むと、内容の誤読につながり、本末転倒となる。
逆に、エッセイやハウツー本などは、速読しても良いジャンルだろう。
ただし、どんな本も、速く読めれば、それで良いというワケではない。
じっくりと味わい尽くすことも、立派な本の醍醐味だ。
速く読んで、より多くの情報を狩猟するのもいいだろう。
読み方は、あなた次第だ。
そして、この「トリガーブックス」も、この記事で、ついに200記事目となった。
日頃から読んで頂いている皆様、そして、不意に訪れたあなたにも、心から感謝の意を表させて頂く。
NoriHaru